出版評論〜blog版

評論家のバーバラ・アスカが出版業界その他いろいろ語るblog
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入稿完了〜!


 やれやれ。今日の午後6時、無事に印刷屋さんにお渡ししました。
 これで、全入稿工程完了です。

 もはや、私が死んでも本は出ますし、逆に「うわああああ誤植があるから印刷機を止めてくれ〜」と叫んでもそのまま本は出てしまいます。

 見本出しは15日、配本は18日の予定です。
 書店さんに並ぶのは20日くらいだと思います。
 よろしくお願いいたします!

 以下、まえがきです。

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 はじめに

 初めての方もそうでない方もこんにちは。
 出版評論家の大内明日香です。

 この本は、小説家の若桜木虔さんと一緒につくりました。
 文中、特に断りがない限り、「私」「私たち」というのは大内と若桜木両人を指す、と思っていただいて結構です。

 さて、この本を手に取ったからには、これを読んでいる皆様は「オタク」で「小説家志望者」とお見受けしましたが、いかがでしょうか。
 以前ならいざ知らず、オタクといわれる人たちはとても多くなってきました。というより、「いろいろなものが好きだけれど、オタクの人が好むものも好き」というような、ライトなオタクの人もたくさんいますよね。

 結論から言ってしまいますと、「オタクの人は小説家に向いています」。
 「大内さんの言う『オタク』って、どんな人たちのことですか?」と思われるかもしれませんが、私はそういう定義論争には興味がありません。「皆さんが『オタク』と思うような人たち」が「オタク」だと考えていただいて結構です。

 オタクの人たちはまじめで理論を追求したがるので、「そんな定義では困る。オレがオタクかどうかちゃんとわからないじゃないか! 無責任だ」ということをおっしゃる方が多い。
 そんなことを思ったあなたは立派なオタクです。
 安心して、小説家を目指してください。

 小説家は、がんばれば誰でもなれる職業ですが、やはり向き不向きというのはあります。
 その中で、小説家というのは、オタクに最も向いている職業のひとつであると、私は考えます(ちなみに、他には「評論家」「書評家」が挙げられます)。

 「なぜ、オタクは小説家に向いているのか」。
 そして、「オタクが小説家になるために克服すべきこと」。
 この二つを、この本ではじっくりと説明していきます。

 また、この本では、いわゆる「同人小説」「同人小説家」は念頭に置いていません。それは、同人小説を軽んじているとかいうことではなく、同人小説には何も決まりはなく、「あなたが自分で小説を書きさえすれば、すぐに同人小説家を名乗れる」からです。同人小説家になりたい方は、こんな本を読む必要はありません。明日から、いえ今日からでも小説家になれます。

 その点、商業小説家はさすがにそうはいきません。
 どんな職業になるのも大変であるのと同じように、商業小説家になるには「準備」とか「努力」が必要なのです。
 なにせ小説家という商売は一種の「職人」ですから。職人になるには、「覚える技術」があって当然ですよね。

 でも別に、ものすごく気構える必要はありません。
 だって、小説家になるには、才能なんていらないんですから(あれば便利ですけれど)。
 そのへんの普通の職業(なんでもいいです)に就くつもりで、肩の力を抜いて、始めてみましょう。
 
 それでは、オタクのみなさん、小説家ロードへの第一歩を踏み出してください。
 大丈夫です。がんばれば、必ず小説家になれます。
 大事なのは、最初の一歩を踏み出すことなのです。

 大内明日香


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